【求人】認定NPO法人アニマルライツセンター

◆オルタナではサステナビリティ関連の求人情報を紹介しています。求人情報の掲載をご希望の方は、info(a)alterna.co.jpまでご連絡ください。(担当:池田) (a)は@に変えてください。営利組織は掲載料として5~20万円、非営利組織は無料です。

■動物たちの苦しみを効果的に減らす

認定NPO法人アニマルライツセンターは「動物たちの苦しみを効果的になくす」ことを使命とした動物保護団体です。私たちが力を注ぐ動物は「人の支配下で苦しむ動物たち」です。これらの動物たちは不当な扱いを受け、苦しみの度合いも大きく、また人間が与えている苦しみなのだから人間である私たちが真っ先になくさなくてはならないと考えています。

アニマルライツセンターは、現在は犠牲数が最も多く、またその苦しみも激しい、畜産動物および水産動物に焦点を当てています。有史以来動物を利用し「食べる」という慣習があり、鶏や魚、豚などを救う運動はとても厳しいものです。

動物の問題は、人の社会問題に直結しています。動物たちの苦しみを効果的に減らすことができれば、社会から暴力性や差別が減り、社会や地球の持続可能性に貢献でき、人々の未来に明るさが増します。厳しい壁を乗り越え、苦労するだけの価値は十分にあります。

すでに結果が出ている運動もあります。例えば、動物を犠牲にして作られるファー(毛皮)製品は、輸入のピーク時の2006年から、輸入量を98%削減させており、社会意識が変わった瞬間を私達は目撃してきました。この成功体験はさらに次の運動に活かされています。

アニマルライツセンターは、2030年には採卵鶏がケージに閉じ込められていないのが当たり前になった社会、肉用鶏が今の半分の飼育密度になった社会、すべての豚が妊娠ストールに拘束されていない社会を目指しています。

そしてその先では、工場式の畜産ではなく動物たちが穏やかに生きられるアニマルウェルフェアの高い畜産に転換し、地球や社会が持続可能な畜産物の量に適正化させることを目指しています。

工場式の畜産場は、動物たちが生きるべき場所ではなく、動物たちをひどく苦しめます。にも関わらず、地球上の大多数の陸生動物がこの工場式畜産の中に取り残されています。

私達が現在最も力を入れて取り組んでいることは、この底辺で苦しむ動物たちの苦しみをなくすという動物たちの状況の底上げです。彼らを苦しみの中に取り残していたら、いつまでたっても社会から暴力はなくならず、社会も地球環境も持続可能にはならないのです。

動物たちの、そして私たちの未来を変える多くの味方を作り、社会システムを転換させていきましょう。

認定NPO法人アニマルライツセンターでは下記のポジションを募集中です。
コーポレートアウトリーチ 2名
畜産動物(主に採卵鶏、肉用鶏)のアニマルウェルフェアの重要性を企業に理解してもらい、具体的な取り組みを進めるための企業とのコミュニケーション担当者を募集しています。 https://arcj.org/job/job1/
キャンペイナー 1名
畜産動物(主に採卵鶏、肉用鶏)のアニマルウェルフェアを人々に理解してもらい、良い取り組みをする企業や生産者を後押しする人々を増やしていくキャンペーンの企画~制作~運用をしてくれる人を募集しています。 https://arcj.org/job/job2/

*いずれの職種も、アニマルライツセンターのパーパスにご賛同くださっていれば、畜産動物のアニマルウェルフェアについての詳しい知識は必要ありません。後からお教えしますので安心してください。問い合わせ先:animalrights@arcj.org

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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