世界が注目する2つのサステナ開示基準案(1)「CSRD」

まだ全貌が定まっていない2つの「サステナビリティ開示基準案」が、世界のIR/サステナビリティ担当者の注目を集めています。これらはサステナビリティ情報に求める質を財務情報と同等に近いレベルまで引き上げ、その対象をバリューチェーンまで広げるなど、革命的な内容になりそうです。(中畑陽一)

非財務(サステナビリティ)情報開示への取り組みが、さらに重要に
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中畑 陽一(オルタナ総研フェロー)

静岡県立大学国際関係学部在学時、イギリス留学で地域性・日常性の重要性に気づき、卒業後地元の飛騨高山でタウン誌編集や地域活性化活動等に従事。その後、デジタルハリウッド大学院に通う傍らNPO法人BeGood Cafeやgreenz.jpなどの活動に関わり、資本主義経済の課題を認識。上場企業向け情報開示支援専門の宝印刷株式会社でIR及びCSRディレクターを務め関東・東海地方中心に約70の企業の情報開示支援を行う。その後、中京地区での企業の価値創造の記録としての社史編集業務を経て、現在は太平洋工業株式会社経営企画部にてサステナビリティ経営を推進。中部SDGs推進センター・シニアプロデューサー。

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