カーボンフットプリント算定はどう変わるか

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オルタナは12月19日(月)16:30~18:00、「第29回SBL月例セミナー」を開催します。今回のSBLセミナーはオルタナオンラインで連載中の「スコープ3の衝撃」の連動企画第二弾です。今回だけは、 一般の方も「無料会員に登録するだけ」で参加することができます。

経産省は製品ライフサイクル全体でのGHG(温室効果ガス)排出量の算定方針の見直しを進めています。GHG排出量の情報開示で一次データ(実測値)を求める動きは拡大しており、この流れに対応した算定方針を示します。

製品の原料調達から廃棄までを表す「ライフサイクル」全体でのGHG排出量をCO2に換算して開示する「カーボンフットプリント」は2009年頃に経産省がまとめました。算定方針の刷新は10年ぶりです。

算定方針の見直しについて議論しているのは、経産省が立ち上げた「サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルに向けたカーボンフットプリントの算定・検証等に関する検討会(座長:稲葉敦・一般社団法人日本LCA推進機構理事長)」。環境省がオブザーバーとして参加しています。

9月から検討会を開き、2023年3月中に新たな算定方針を公表する予定です。 主な議題は「一次データ(実測値)」の利用範囲です。欧州や米国では企業のサプライチェーン全体でのGHG算定では一次データの利用を求める声が強くなっています。

特に多くの企業が排出量の大部分をスコープ3のカテゴリー1(購入した製品・サービス)が占めます。このカテゴリーの算定を精緻化し、削減しやすくします。製品単位のGHG排出量を「見える化」することで、企業に自発的な行動変容を促すことを狙います。

今回のSBL月例セミナーでは、経産省の内野泰明・環境政策課環境経済室企画官をゲストに迎えて、算定方針を見直す経緯や今後の展望を聞きます。

とき:2022年12月19日 (月) 16:30~18:00@ZOOM
ゲスト:内野泰明氏(経産省 産業技術環境局 環境政策課環境経済室 企画官)
参加費:無料*(SBL会員もしくは無料会員)*SBL会員ではない方は無料会員登録をお願いします。無料会員登録はこちら
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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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