サステナ経営検定テキストから:自治体政策 CSRからSDGsへ

*この記事は「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版(2022年11月30日発売)」から抜粋しています。テキストの購入はこちら、サステナ経営検定についてはこちら

第1章:日本と世界におけるCSRの現況
1-10:自治体政策 CSRからSDGsへ

表裏一体の政策課題と経営課題

過疎化、高齢化や貧困者の増加、健全な雇用の創造、自然・住環境の悪化、域内企業の競争力低下や流出など、現代の自治体はさまざまな政策課題(=地域課題)に直面している。

一方で企業は人口流出に伴う採用難、健全な雇用のためのブラック企業問題対策、事業環境の安定化のための環境経営の推進、競争力強化のためのCSR調達への対応力強化など、さまざまな経営課題に直面している。

自治体の政策課題と企業の経営課題は表裏一体の関係にあるといえるだろう。そして、これらの課題は地域社会の持続可能性を脅かすリスクでもある。

サステナ経営検定

サステナ経営検定

「サステナ経営検定」は、多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるために、CSRの意義とメリットを広め、実践してもらうこと、また検定合格者が健全で生産性や競争力が高い社会の実現に貢献することを目指しています。「サステナ経営検定」は、1級~4級まであります。1級試験は秋、2~3級試験は春と秋、4級試験は毎月実施しています。

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