記事のポイント
- 神戸市:消費者4割「てまえどり」、わかりやすさが功を奏す
- キャンペーン実施後「賞味期限が近い商品購入」認知が4割に
- ゴミ1割減、コンポストや水切りも「わかりやすく伝えていきたい」
スーパーなどの陳列棚で手前の商品から手に取るキャンペーン「てまえどり」。このたび流行語大賞トップ10入りを果たして、話題となった。「てまえどり」は神戸市がフードロス削減対策の一環で2018年に生まれたキャンペーンだ。市民向けのアンケートでは「てまえどり」を意識した人が4割に達した。同市では25年までにゴミの1割削減を目指す。「わかりやすく伝えていくこと」に重きを置く。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)