記事のポイント
- 映画「ケイコ 目を澄ませて」がバリアフリーで上映されている
- 映画の音声ガイドと字幕を制作したPalabraは、映像配信のバリアフリー化に取り組む
- 代表の山上庄子さんは「バリアフリー化をビジネスとして成立させたい」と思いを語る
プロボクサー小笠原恵子さんの自伝『負けないで!』を原案とする映画「ケイコ 目を澄ませて」が全国で公開中だ。この映画の音声ガイドと字幕を制作したPalabra(パラブラ、東京・中野)は、映画などの映像配信におけるバリアフリー化に取り組む、日本でも数少ない会社の一つだ。具体的には、映画や演劇などの字幕や音声ガイドの制作を行っている。Palabra代表の山上庄子さんに、企業創設の経緯などを聞いた。(聞き手=NPO法人インフォメーションギャップバスター理事長・伊藤芳浩 )