明治が酪農の脱炭素化、牛のエサにアミノ酸混ぜN2O削減へ

記事のポイント


  1. 明治は味の素と協業し、酪農業の脱炭素化を進める
  2. 味の素社製品を使って乳牛のアミノ酸バランスを整え、一酸化二窒素を削減する
  3. J-クレジット制度を利用し、クレジット代金は酪農家に支払う

明治は3月27日、味の素と協業し、J-クレジット制度を利用して酪農業の脱炭素化を図る取り組みを発表した。味の素社製品を使って乳牛のアミノ酸バランスを整え、排せつ物に含まれる一酸化二窒素(N2O)を削減する試みだ。味の素が、削減した温室効果ガス(GHG)排出量の価値をクレジット化し、明治がそれを購入する。クレジット代金は酪農家に支払われる。(オルタナ副編集長=吉田広子)

記者発表会で
yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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キーワード: #脱炭素

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