記事のポイント
- SMBCグループが、東アフリカ原油パイプラインへの現時点での関与を否定
- プロジェクトへの関与について明言したのは初めて
- しかし不透明な部分も多く、ステークホルダーとの対話方法にも課題
三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は5月16日、ウガンダとタンザニアで進む「東アフリカ原油パイプライン(EACOP)」に「現在は関与せず」との立場を明らかにした。米ブルームバーグが報じた。同計画は気候危機を招くとして環境NGOなどから批判を集めており、財務アドバイザーを務める三井住友銀行には撤退を求める声が上がっていた。(オルタナ副編集長・長濱慎)