三菱UFJも、邦銀3行すべて東アフリカ原油計画に「関与せず」

記事のポイント


  1. 三菱UFJ FGが「東アフリカ原油パイプライン」への関与をはじめて否定
  2. みずほFG、三井住友FGを含む3メガバンクすべてが関与を否定したことに
  3. 支援中止を求める環境NGOらの「世論の声」が後押しに

三菱UFJフィナンシャルグループは6月2日、ウガンダとタンザニアで進む「東アフリカ原油パイプライン(EACOP)」に「関与していない」と答えた。国際環境NGO350.orgが明らかにした。これにより、邦銀3メガバンクすべてが同プロジェクトへの関与を否定したことになる。「個別案件についてはコメントせず」を繰り返してきた状況から一歩前進し、支援中止を求める市民の声がひとつ実を結んだ。(オルタナ副編集長・長濱慎)

真のネットゼロと整合する取り組みが求められる(三菱UFJ HPから)
S.Nagahama

長濱 慎(オルタナ副編集長)

都市ガス業界のPR誌で約10年、メイン記者として活動。2022年オルタナ編集部に。環境、エネルギー、人権、SDGsなど、取材ジャンルを広げてサステナブルな社会の実現に向けた情報発信を行う。プライベートでは日本の刑事司法に関心を持ち、冤罪事件の支援活動に取り組む。

執筆記事一覧
キーワード: #脱炭素

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..