記事のポイント
- 三菱UFJ FGが「東アフリカ原油パイプライン」への関与をはじめて否定
- みずほFG、三井住友FGを含む3メガバンクすべてが関与を否定したことに
- 支援中止を求める環境NGOらの「世論の声」が後押しに
三菱UFJフィナンシャルグループは6月2日、ウガンダとタンザニアで進む「東アフリカ原油パイプライン(EACOP)」に「関与していない」と答えた。国際環境NGO350.orgが明らかにした。これにより、邦銀3メガバンクすべてが同プロジェクトへの関与を否定したことになる。「個別案件についてはコメントせず」を繰り返してきた状況から一歩前進し、支援中止を求める市民の声がひとつ実を結んだ。(オルタナ副編集長・長濱慎)