9/14: 社会課題を起点にしたビジネス創出ワークショップ

オルタナは、9月14日(木)15時~17時、東京・浜松町で「社会課題の解決を起点にしたビジネス創出(SDGsアウトサイド・イン )ワークショップ」を開きます。「SDGsアウトサイド・イン」は、マーケットインのベクトルを少し伸ばすことで、顧客のすぐ後ろにある「社会のニーズ」に応えるビジネス戦略です。事業で社会課題の解決を目指すビジネスパーソンだけでなく、学生にもお勧めです。

ワークショップの前半は、使い捨て消費を無くすためのエコカップ「森のタンブラー」を開発したアサヒユウアス(東京・墨田)の古原 徹・たのしさユニットリーダーに社会課題の解決を起点にした事業の創出事例をお話しいただきます。

後半は、社会課題の解決を起点にしたビジネス創出ワークショップを行います。参加者から「パイロット企業(ディスカッションの対象企業)」を選出し、グループで新規ビジネスアイデアを考えます。ファシリテーターは、オルタナ編集長・森摂が務めます。

2030年を目標年に定めたSDGsは、「後半の7年半」に入りました。いま一度、SDGsをビジネスにつなげる考え方を学び、社会課題の解決を起点にしたビジネス創出をすることが重要です。

SDGs「アウトサイド・イン」とは、「社会課題の解決を起点とした、ビジネス創出」のアプローチです。「アウト」とは社会を、「イン」は企業や組織を意味します。

これまでのビジネスアプローチでは、企業が自社の製品・サービスの強みを生かしてマーケットを開拓する「プロダクト・アウト」や市場のニーズに合わせて製品・サービスを開発する「マーケット・イン」が主流でした。

「アウトサイド・イン」は、マーケットインのベクトルを少し伸ばすことで、顧客のすぐ後ろにいる社会のニーズに応えようとしたものです。

業種や企業規模を問わず、アウトサイド・インの発想を社内に広め、社会の新たなニーズに対応できる組織を作ることが重要です。

【プログラム】
①アサヒユウアスのSDGsアウトサイド・イン戦略
 登壇:アサヒユウアス たのしさユニットリーダー 古原 徹 氏
 内容:使い捨て消費を無くすためのエコカップ「森のタンブラー」を開発したアサヒユウアスの古原氏に、社会課題の解決を起点にした事業の創出事例をお話しいただきます。

②社会課題の解決を起点としたビジネス創出ワークショップ
 ファシリテーター:株式会社オルタナ 代表取締役/オルタナ編集長 森 摂
 内容:グループに分かれ、「パイロット企業(ディスカッションの対象企業)」の新規ビジネス創出アイデアを考えます。「パイロット企業」は、グループで1人、参加者から事前に決めさせていただきます。解決したい社会課題はSDGsのゴールから1つ決めます。最後に、グループで出たビジネスアイデアを全体で共有します。

【開催概要】
「社会課題の解決を起点にしたビジネス創出(SDGs アウトサイド・イン)ワークショップ」
日時:2023年9月14日(木)15時~17時(14時半~受付)
場所:東京都立産業貿易センター浜松町館 4F 第2会議室 
  (東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)
参加費:
 サステナブル・ビジネス・リーグ(SBL)有料会員(個人・法人) 2,000円
 サステナブル・ビジネス・リーグ(SBL)無料会員 3,000円
 ★無料会員登録はこちらから⇒ https://www.alterna.co.jp/56062/ 
特典:SDGsの基礎を学べる「サステナ経営検定4級」テキスト1冊をプレゼント

本ワークショップは、9月14日~16日に開催する日本最大級のオーガニック展示会 「オーガニックライフスタイルEXPO」内のイベントとして開催します。本ワークショップに参加される方は、入場料が無料です。ぜひイベントもお楽しみ下さい。
弊社主催の「第1回 サステナブル★セレクションEXPO」も同時開催です。見て・学んで・お買い物をしていただけます。
サステナブル★セレクションとは

【こんな方にお勧めです】
・SDGsの勉強を終えて、次は事業に活かしたいビジネスパーソン
・企業の新規事業担当者、開発担当者、企画担当者、サステナ担当者など
・社会課題を起点にしたビジネス創出のアイデアのヒントを得たい人

【登壇者のご紹介】

開発した「森のタンブラー」と「生ジョッキ缶」を手に持つアサヒユウアスの古原徹・たのしさユニットリーダー

古原 徹(こはら・とおる)アサヒユウアス株式会社 たのしさユニットリーダー
島根県松江市出身。2009年にアサヒビールに入社。容器包装技術者として研究所に13年勤務、容器包装のエース開発者として、「スーパードライ生ジョッキ缶」をはじめとした数多くのヒット商品、社外実績を生み出す。子どもができたことをきっかけに、容器包装のスペシャリストのキャリアプランから、「社会的価値を最上段においた事業を創る」ことに軸足を移す。現社長の高森氏とともに”アサヒユウアス株式会社”の設立を主導。フラッグシップ「森のタンブラー」だけでなく「森のマイボトル」や「Coffeeloopプロジェクト」など数多くの共創商品を短期間でプロデュース。大企業から中小企業、ベンチャー、自治体、アカデミアまで数十件の具体的な共創事例を創出。

森 摂(もり・せつ)株式会社オルタナ 代表取締役/「オルタナ」編集長

森 摂(もり・せつ)株式会社オルタナ 代表取締役/「オルタナ」編集長
武蔵野大学大学院環境学研究科客員教授。東京外国語大学スペイン語学科を卒業後、日本経済新聞社入社。編集局流通経済部などを経て 1998年-2001年ロサンゼルス支局長。2006年9月、株式会社オルタナを設立、現在に至る。主な著書に『未来に選ばれる会社-CSRから始まるソーシャル・ブランディング』(学芸出版社、2015年)、『ブランドのDNA』(日経ビジネス、片平秀貴・元東京大学教授と共著、2005年)など。環境省「グッドライフアワード」実行委員。環境省「地域循環共生圏づくりプラットフォーム有識者会議」委員。一般社団法人サステナ経営協会代表理事。一般社団法人「SDGsとうほく」顧問。

オルタナ総研

オルタナ総研

サステナビリティ経営に特化した「オルタナ総研」は、株式会社オルタナの事業部の一つとして、2012年に設立しました。 各企業、NPO/NGOなど幅広いステークホルダーとのエンゲージメントによる経験を活かし、多様なニーズに呼応できるコンサルティングサービスを行っています。

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