代表取締役 市来 利之(いちき・としゆき)

当社のこだわり:大切なのは「人」

イッツコムが大切にしているのは人です。「大切なのは人。お客さまも人、働く私たちも人。いろいろなことを感じ、考え、行動するのが人だ。それを忘れてはいけない」。私はいつもこう言っています。

イッツコムの営業活動の基本は、「納得、満足、信頼」です。個人のお客さまに、テレビ、インターネット、電話などのご契約を頂くわけですが、営業活動のゴールは契約書にサインしてもらうことではありません。納得して契約、使ってみてさらに納得、そして満足。その積み重ねの先に、信頼というゴールがあります。お客さまを大切にするのは当たり前のこと。お客さまを「人として」尊重し、心から喜んでいただくことを目指しています。

そしてお客さまと同様に、いやそれ以上に大切なのが働く人、イッツコムで働く我々自身です。皆それぞれに大切な人生があります。「人として」人生を実りある幸せなものとするために、一人ひとりがやりがいを持って仕事に取り組み、どんどん成長していってほしいと願っています。個人が成長することで組織が強くなります。そして、その結果として会社が成長します。

経営の志:みんなでいい会社にしよう

私は「志」という言葉をよく口にします。自分が持っている志以上には、自分自身成長できません。会社も同じです。経営の志が低ければ、それ以上に発展していくことは難しいでしょう。高い志があり、そこに向かって努力することが大切です。

5年後、10年後に世の中でどのような存在になりたいか、その高い理想を将来のビジョンとして社員全員で共有し、そこに向かって力を合わせていきたいと思っています。

私が社長に就任したのは、2010年3月。その時、社員にはこう伝えました。
「イッツコムをもっといい会社にしていきたい。私の社長としての存在意義はその一点だ」

イッツコムは、お客さまに愛される会社、地域や社会から信頼される会社を目指しています。世のため人のために働き、当社を社会から認められる、もっといい会社にしていきたいと願っています。

特筆すべきCSR活動:人の成長につながるCSR

社会貢献は、お金を使うことばかりではありません。社員一人ひとりの意識を高めていくことが、長期的に社会に貢献していく会社づくりにつながると思っています。

CSRを通じて社員一人ひとりが成長する、そんな活動に力を入れています。

例えば、東日本大震災で被災した気仙沼に、1カ月半の間に7人の社員を派遣しました。さらに30人近くの社員を視察に連れて行きました。また、サンアクアTOTO、アイエスエフネット、伊那食品工業、ザッポスなどの素晴らしい会社に社員を派遣するなどして、さまざまなことを学ばせていただきました。

社員の成長を促す特徴的な活動として、月に1度、外部から各界で活躍されている方をお招きして、社員向けの講演会を開催しています。普段の業務とは直接かかわりのない幅広い話から刺激を受け、視野を広げ、自己啓発につながることを期待しています。

また、本社の一角にクリエーティブルーム(Be CREATIVEROOM)という名称の部屋を設け、ここに私が選んだ書籍を置いています。社員は好きな本を自由に持って帰れるようにしています。

経営者・個人として思うこと:近江商人の精神が必要

「企業は社会の公器である」と言います。社会に対して良きことを為す、それが公器としての企業の本来の責任だということです。

かつて日本では、売り手よし、買い手よし、世間よしという「三方よし」の理念がありました。この三方よしは、全国で広域に活動した近江商人の経営理念を表す言葉です。

近江商人は、顧客、取引先、従業員、そして社会との信頼関係を非常に大切にしていました。それは彼らが一度きりの商売より、その先に続く長い商売を考えていたからです。

三方よしの経営の神髄は公器としての自覚であり、世のため人のためという使命感に基づいていたと言えます。企業の行動原理としてCSR的な考え方が根底にあったのです。この精神をしっかりと受け継いでいれば、食品の偽装表示や放送番組のやらせ事件などは起きないはずです。

理想の社員像:3つの要素

イッツコムは東急グループの会社です。東急沿線にお住まいの方々に、「安心と快適さ」をお届けすることが我々の使命です。この会社の理念を理解し、力を合わせて共にビジョン達成を目指してくれる人を求めています。

イッツコムでは「求める人材像」を明確に定義しています。いずれも、いい会社を目指していく上でとても大切な要素です。

①チャレンジ(常に前向きに挑戦し続ける姿勢)
②ホスピタリティー(信頼につながる心からの思いやり)
③プロフェッショナル(期待を超える満足を与える力)

 

若手社員から

山下 実希
経営統括室  人事担当
社歴:3年10カ月(2014年1月現在)

ICTで東急の街を切り拓くのが、イッツコムの社会的な役割です。世の中の通信技術は、刻々と進歩します。現状に満足するのではなく、常にアンテナを張り、「テレビ」「ネット」「電話」のトリプルサービスを進化させ、他社にはない生活サービスの融合化、そして2歩、3歩先を見据えて新規事業にも積極的なのがイッツコムで働く醍醐味だと毎日思っています。

2010年4月に入社して、イッツコムとともに成長してきたと自信をもって言えます。その理由は、自社サービスを創造していく事業会社の一員として、どの部署でどの仕事をしていても、「会社が大切にしているお客さま」「会社が掲げる経営理念」「東急グループが目指すビジョン」が常に明確で、やりがいを感じることができるからです。

その結果、当事者意識から、社内外に気付きや刺激を求めて積極的に足を運ぶ従業員も少なくありません。社内の例としては、2011年に開講したヒューマンスキル研修。多岐に渡る業界の方々が講師としていらっしゃって、年次問わず、ざっくばらんに質疑応答を含めて講義形式の研修が毎月開催されています。本気で臨めば、チャンスを掴むことができる。会社とともに自身も成長できる。これがイッツコムです。