代表取締役社長 宮地 剛

当社のこだわり:妥協を許さない住まい造り

1978年、静岡県浜松市に創業した一条工務店の企業理念は「お客様よりお客様の家づくりに熱心であろう」です。安全・安心で健康・快適な住まいを造りたいとの一途の思いで差別化された多くの製品を市場に提供しています。

最先端技術で時代の要請に応えていくために、最高のパートナーの協力も得てきました。東京大学と30年前から実大建物で震動実験を繰り返し、住宅の耐震性の向上を図り、阪神大震災の経験を踏まえ、ブリヂストン社と共同開発した戸建免震住宅は業界初の普及型モデルとなりました。そのシェアは86%で、免震構造協会普及賞を受賞。時代が求める家造りに挑戦し続けています。

「性能の差は、暮らしの差」。住まいの性能を高めることが、お施主さんのQOL(暮らしの質)を高めます。「家は性能」の事業理念の下、進化した性能をさらに深化・拡大発展させています。

住まいの断熱化は「省エネ」の経済的なメリットに加え、屋内の空気・温度環境の改善から、より健康的で快適な暮らしにつながります。当社の建物は、国が定める高気密高断熱住宅の断熱基準の「約4倍もの断熱性」を有します。

その高い省エネ性能は「第1回ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」で大賞を単独受賞。日本で省エネ性能NO.1であることが認められました。

経営の志:日々、革新のため考え抜くこと

私は就任以来、ことある毎に「Something New, SomethingDifferent」を追い続けるようにと言っています。

事業環境の変化のスピードは、年々加速していますから、その時代時代の最高の住まいをご提供するためには、どれだけ考え、挑戦し続けられるかにかかっています。

「人知無辺」。人の知恵には限界が無いのですから、「日々革新」、どうすればもっと良くなるかを日々考え抜くこと、これを続けることが大事です。

そういう風土の中で生み出されたのが、「超気密・超断熱」「全館床暖房」の家であり、今の「夢発電システム」なのです。太陽光発電システム普及の最大のネックは、初期の高額な搭載費用です。

その初期費用を自社グループで立て替え、発電で得られる利益でご返済頂く「発電払い」システムを考案しました。今では、当社の太陽光発電搭載率は9割を超え、業界ダントツのトップです。

特筆すべきCSR活動:地球環境を救うメガソーラー

当社の「夢発電システム」は、太陽光発電の普及拡大と大容量化を可能にした先進のビジネスモデルとして、2011年に全業界で初めてグッドデザイン賞ビジネスモデル部門を受賞しました。

9割以上のお施主さんが、太陽光発電を搭載され、その搭載容量は全国平均4㌔㍗の3倍の12㌔㍗以上。累積容量は、2013年度には178㍋㍗にも達する見込みで、これは、年間5万世帯の電力をまかなえるほどの規模です。

加えて、自社の事業として総計1千㍋㍗のメガソーラー事業に着手しています。完工すると年間で原発0・15基分に相当する壮大な事業です。「住まいの太陽光発電」と「メガソーラー発電事業」により、地球環境とエネルギーのクリーン化に大きく貢献します。「防災」では、静岡県に防潮堤建築資金300億円の寄付を発表しました。3連動地震が懸念され、国内で最も震災リスクが高い遠州灘17・5㌔㍍で、2014年4月から本格施工が始まります。

経営者・個人として思うこと:先を見越して先手を打つ

アベノミクス効果やアメリカの景気回復、消費税増税の駆け込みなど国内外要因で、2013年の国内景気は、前年から大幅に改善され、回復途上にあります。

住宅市場は、2008年のリーマンショック以降、下落傾向にあった新設住宅着工戸数は81万戸台から97万戸へと大きく回復しています。

政府の住宅取得支援策の継続、太陽光発電の売電価格低下前の駆け込み、住宅ローン金利の上昇と資材・人件費が主因の住宅価格の先高観から、駆け込み需要の反動が厳しいと言われながらも「今が建て時」という好況下にあることに変わりはありません。

しかし、少子高齢化など大きな潮流はあり、小さな変化を軽視することなく、常に「先を見越して先手を打つ」ことが重要であると考えています。

理想の社員像:フロンティア精神の持ち主

現状に満足することなく、「お客様よりお客様の家づくりに熱心であろう」を共に実践する気概のある人。「勇往邁進」失敗を恐れること無く、常にフロンティアを切り拓いていく挑戦心旺盛な人。

自らのミッションを正しく理解し、トコトン考え抜いて「決めたこと」に「明確な目標と期日」を付け、「やり抜く」強い意思をもった人。当社のDNAである「謙虚さ」を失わない人。梁りょう山ざん泊ぱくのように同じ志を持った仲間と夢の実現に果敢に挑戦する人にこそ「一条の人」になってもらいたいですね。