災害支援の「もれ・むら」をどう防ぐか、調整機能がカギに

記事のポイント


  1. NPOのJVOADは、「災害時の連携を考える全国フォーラム」を開催した
  2. 災害支援担当者600人が参加し、大規模災害時での「連携・協働」を論議した
  3. 支援の調整力こそが「もれ・むら」を防ぐ

特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD:ジェイボアード)はこのほど、第7回「災害時の連携を考える全国フォーラム」を都内で開催した。「災害支援の文化を創造する」のテーマで、全国から災害支援担当者600人が参加。大災害時に行政やNPO、社会福祉協議会などが、どう連携・協働し、支援の「もれ・むら」を起こさないかを話し合い、調整機能が鍵であることを共有した。(オルタナ総研フェロー・室井孝之)

栗田暢之JVOAD代表理事
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室井 孝之 (オルタナ総研フェロー)

42年勤務したアミノ酸・食品メーカーでは、CSR・人事・労務・総務・監査・物流・広報・法人運営などに従事。CSRでは、組織浸透、DJSIなどのESG投資指標や東北復興応援を担当した。2014年、日本食品業界初のダウ・ジョーンズ・ワールド・インデックス選定時にはプロジェクト・リーダーを務めた。2017年12月から現職。オルタナ総研では、サステナビリティ全般のコンサルティングを担当。オルタナ・オンラインへの提稿にも努めている。執筆記事一覧

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キーワード: #サステナビリティ

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