ラリー・フィンクの年頭書簡、「パーパス」強調

世界最大の資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンクCEOは、毎年年初に、投資先企業のCEOに「年頭書簡」を送っている。いわゆる「フィンク・レター」だ。2022年の年頭書簡では、「パーパスをステークホルダーとの関係の基盤に位置付けることが、長期的な成功の鍵だ」と強調した。(オルタナ総研フェロー=室井 孝之)

ブラックロックのラリー・フィンクCEO
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室井 孝之 (オルタナ総研フェロー)

42年勤務したアミノ酸・食品メーカーでは、CSR・人事・労務・総務・監査・物流・広報・法人運営などに従事。CSRでは、組織浸透、DJSIなどのESG投資指標や東北復興応援を担当した。2014年、日本食品業界初のダウ・ジョーンズ・ワールド・インデックス選定時にはプロジェクト・リーダーを務めた。2017年12月から現職。オルタナ総研では、サステナビリティ全般のコンサルティングを担当。オルタナ・オンラインへの提稿にも努めている。執筆記事一覧

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