「死」が極めて身近にあるミャンマーの人々とともに

ミャンマーの僻地・無医村「ミャウンミャ」から

安倍晋三元首相が亡くなった。それも日中、公衆の目の前で。このニュースは、戦後生まれの私には衝撃的だった。第2次世界大戦に負けた日本は戦後、民主化への道を歩んできた。迂闊にも、このようなことが日本で起こるなどと予想さえしていなかった。(NPO法人ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会「MFCG」代表理事・医師・気功師・名知仁子)

6月にMFCGの活動が10年になったのを機に、ミャンマーと日本を繋ぐ10周年記念イベントを開催
Satoko Nachi

名知 仁子

名知仁子(なち・さとこ) 新潟県出身。1988年、獨協医科大学卒業。「国境なき医師団」でミャンマー・カレン族やロヒンギャ族に対する医療支援、外務省ODA団体「Japan Platform」ではイラク戦争で難民となったクルド人への難民緊急援助などを行う。2008年にMFCGの前身となる任意団体「ミャンマー クリニック菜園開設基金」を設立。15年ミャンマーに移住。

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