国際環境NGO、戦時下のチョルノービリ原発を現地調査

■記事のポイント
①ロシア軍はウクライナ侵攻と同時にチョルノービリ原発を攻撃・掌握した
②軍事行動が与えた影響について、国際環境NGOグリーンピースが現地調査
③その結果、高い放射線など深刻な影響があることを確認した

2022年2月24日、ロシア軍はウクライナに侵攻したその日に、キーウ(キエフ)の北100キロのプリピャチ市にあるチョルノービリ(チェルノブイリ)原発を攻撃、掌握しました。世界で初めての原発への軍事攻撃が、36年前に史上最悪の事故を起こした原発で起きたのです。そこで科学的にどんなことが起きているか、7月に国際環境NGOグリーンピースが調査しました。(サポーター窓口・金海初芽)

免責事項:グリーンピースは政治的に独立しており、領土問題のいずれの側に立つこともありません。地図上の境界線は、法的要件および/または出典元に従っています。

検問所を通過してチョルノービリ原発に向かうロシア軍(写真:State Agency of Ukraine on Exclusion Zone Management  )
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国際環境NGOグリーンピース・ジャパン

グリーンピースは、世界規模の環境問題に取り組む国際環境NGOです。問題意識を共有し、社会を共に変えるため、政府や企業から資金援助を受けずに独立したキャンペーン活動を展開しています。本部はオランダにあり、世界55カ以上の国と地域で活動し、国内だけでは解決が難しい地球規模で起こる環境問題に、グローバルで連携して取り組んでいます。執筆記事一覧

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