国内初の新聞紙リサイクル断熱材、山口の工務店が編み出す

記事のポイント


  1. 安成工務店は新聞紙をリサイクルした断熱材を施工した住宅を展開する
  2. 新聞紙リサイクルの断熱材は国内初、熊本地震の仮設住宅などで実績を有する
  3. 累計施工棟数は3万棟超、脱炭素や省エネ住宅義務化が追い風に

安成工務店(山口・下関)は新聞紙をリサイクルした断熱材「デコスファイバー」を施工した住宅を展開する。製造するのは関連会社のデコス(山口・下関)。国内初の新聞紙をリサイクルした断熱材として、展開以来、累計施工棟数は3万棟に上る。2016年に発生した熊本地震では仮説住宅の断熱素材として採用された実績を持つ。脱炭素需要を追い風に、需要は着実に高まる。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)

熊本地震の仮設住宅ではデコスファイバーを採用した
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萩原 哲郎(オルタナ編集部)

2014年から不動産業界専門新聞の記者職に従事。2022年オルタナ編集部に。

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キーワード: #脱炭素

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