ライオンが「字幕付きCM」に完全移行、なぜ字幕が必要か

記事のポイント


  1. ライオンは国内で放映されるテレビCMのすべてを日本語字幕付きに完全移行した
  2. テレビ番組の9割以上に字幕表示がされる一方、CMでの字幕表示は推計1.02%にとどまっていた
  3. 広告主の積極的な姿勢は、字幕表示の普及を後押ししそうだ

ライオンは1月、国内で放映されるテレビCMのすべてを日本語字幕付きに完全移行した。テレビ番組の9割以上に字幕表示がされる一方で、テレビCMでの字幕表示は推計1.02%にとどまっていた(2021年6月時点、字幕付きCM普及推進協議会)。こうした広告主の積極的な姿勢は、字幕表示の普及を後押ししそうだ。(オルタナ副編集長=吉田広子)

字幕が入った「キレイキレイ 薬用泡ハンドソープ」(ライオン)のCM
yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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キーワード: #ビジネスと人権

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