住商、自然エネで中国企業と合作

住友商事は8月26日、中国の大手電力会社である大唐集団新能源と自然エネルギー分野での開発協力を推進するための合作枠組協議書を締結したと発表した。

大唐集団新能源は、中国大唐集団グループで新エネルギー発電事業を担う子会社として2004年9月に設立。同社は住友商事、九州電力と共同で2009年9月から中国内蒙古自治区にて日中初の風力発電プロジェクトとして5万kWの風力発電所を商業運転している。

中国では風力発電の設備容量が2009年に米国を抜いて世界一になるなど、自然エネルギー分野の伸張が著しい。今後、住友商事と大唐集団新能源は中国国内の5ヵ所程度で風力発電事業を拡大し、出力を25万kWに引き上げる計画だ。また、共同で海外市場にも展開するという。(斉藤円華)

住友商事 プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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