麻で地域活性化を目指す高校生、低炭素杯2013グランプリに

このエントリーをはてなブックマークに追加

低炭素杯の受賞者たち。トロフィーは、造形家・斉藤公太郎さんの指導のもと、福島県石川町立野木沢小学校の6年生がモミジの木で製作した

全国で低炭素活動に取り組む学校・NPO・企業らを表彰する「低炭素杯2013」が16―17日、東京ビッグサイトで開催された。エントリーした1371団体のうち、ファイナリスト40団体が4分間のプレゼンテーションを行った。その結果、環境大臣賞グランプリには、栃木農業高等学校村おこしプロジェクト班が選ばれた。

同校は、「麻の郷とちぎの環境資源を次世代に」をテーマに活動。地域資源や伝統産業を守りながら、自然保護活動に取り組み、麻を用いた土壁、断熱材などを建築エコ素材として活用する方法を開発した。さらに、トウガラシなどの抽出液に浸した麻縄を野生動物対策に活用し、山村の農業を守る手段としても役立てている。昨年に続いてのグランプリ受賞で2連覇となった。

企業活動部門で環境大臣賞金賞を受賞したレモンガスは、日本商用初のエネルギー自立型災害対応スマート・ハイブリッド・マンションや、全社員が参加する「環境・安全コンシェルジュ・イニシアティブ」の活動が評価された。

田中和徳環境副大臣は「震災以降は特に、官民挙げて低炭素社会を推進してきたが、政府の努力のみならず、全国の自治体、企業、NPOの協力は欠かせない。『環境の国といえば日本』と言われるように今後も頑張ってほしい」と話した。

受賞者一覧は以下のとおり。

<環境大臣賞(グランプリ)>
栃木農業高等学校村おこしプロジェクト班

<環境大臣賞(金賞)>
ソーシャルビジネス部門:鹿児島大学Sustainable Campus Project(SCP)・JAグリーン鹿児島
地域活動部門:京都炭素貯留運営委員会
企業活動部門:レモンガス株式会社
学生活動部門:岐阜県立恵那農業高等学校

<最優秀家庭エコ活動賞>
エコワークス株式会社

<最優秀地域活性化賞>
静岡県立富岳館高等学校キノコ研究班

<最優秀グローバル賞>
阿南高専 再生可能エネルギー研究会

<最優秀コミュニケーション賞>
株式会社ナチュラルファームシティ 農園ホテル
和賀製畳店
奈良交通株式会社

<最優秀地域エコ活動賞>
京都府長岡京市立神足小学校

<特別審査委員賞>
東京都荒川区
大葛青若会

<審査員特別賞(最優秀ソーシャルイノベーション賞)>
東日本旅客鉄道株式会社
Terra Motors株式会社
福岡市環境局
クールシェア事務局
株式会社一条工務店

(オルタナ編集部=吉田広子)

2013年2月18日(月)11:14

alternaショップ
ページの先頭に戻る↑