[CSR]日本の寄付文化を変えられるか、専用ギフトカード「ドネカ」誕生

プリペイド方式の寄付専用ギフトカード「ドネカ」

同協会によると、2011年の日本の寄付総額は、1兆1831億円。一方、アメリカの寄付総額は2984.2億ドル(約29兆3900億円)にも上る。

その差は30倍であり、人口比や税額控除の有無を勘案しても、その寄付文化には著しい差がある。日本の寄付文化を底上げすることが、ドネカ導入の狙いの一つだ。

日本で寄付が進まない理由に、意識の高い個人が「どこに寄付すればいいか分からない、使い道の報告がない」といった状況があった。ドネカを利用すれば、ウェブサイト上で信頼できる団体を選び、最新の活動報告を読むことが可能になる。

「ドネカで、社会に役立ちたいと思っている人の受け皿を増やしたい」。日本フィランソロピー協会の高橋陽子理事長はこう語った。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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