ウェブブラウザの「ファイヤーフォックス(Firefox)」が、海をテーマとしたアドオンの配布を開始した。WWFジャパンらが主催する環境キャンペーンに賛同し、ブラウザ背景を海景色に一新するデザインにした。ファイヤーフォックスを運営する一般社団法人モジラ・ジャパンがWWFらと組むのは初めて。(オルタナ編集委員=瀬戸内千代)
このアドオン(拡張機能)は、「サステナブル・シーフード・ウィーク」キャンペーン初日の6月5日に発表された。ファイヤーフォックスに追加すると、ブラウザの背景が曜日ごとに変わる海の画像になる。検索中のタブでは魚の絵が動く。
同キャンペーンは、将来世代に豊かな海を引き継ぐために、日本では今年から始まった。6月15日までの期間中、コンラッド東京など賛同企業・団体が、持続可能な水産資源の利用を広く呼びかける。
主催は、いずれも非営利のWWFジャパンとMSC(海洋管理協議会)日本事務所。ウェブ環境の保全をミッションに掲げ、非営利で活動しているモジラ・ジャパン(Mozilla Japan)は、共に「環境保全」に取り組む同志として、今回のキャンペーンに賛同。協力を決めた。雨で中止となった7日のワークショップも、日を改めて実施予定だという。
「サステナブル・シーフード・ウィーク」公式ウェブサイト
http://oneplanet-lifestyle.jp/seafood/