(7)次回のニュースレターなど、次に団体側からコンタクトをする方法やタイミングを伝える。
【例】“In your upcoming member newsletter, we’ll keep you posted on the many good things you’re making possible.”
(8)寄付者が団体にコンタクトできるように電話番号を記載する。また、Eメールアドレスを記載する場合は、団体の代表アドレスではなく、担当者の個人アドレスを記載する。
(9)お礼状に余白がある場合、WEBサイトへ誘導する記述を入れる。
【例】“Keep up with all the ways you’re helping at yourorg.org.”
(10)PS(postscript:追伸)として、季節の挨拶、訪問する機会など、何かしら新しい、時宜を得たメッセージを追記する。
(11)団体代表や事務局長など、団体のトップの名前でお礼状を作成するとともに、可能な限り、手書きで署名する。お礼状が多過ぎる場合は、寄付金額に応じて、どこまでを手書き/電話にするのかを決定する。
(12)プロフェッショナルなレベルで仕上げる。
・文章は、標準的なサイズの用紙の片面に、3~4つの段落とPS(追伸)を含んだ簡潔なものにする。
・税額控除の可能性について記載する。
・“we”“our”ではなく、“you”を主語にした表現にする。
・“thank you”を1回以上記載する。
・頂いた寄付の使途や成果に触れる。【例】“all your gift makes possible…”
・スペルチェッカーで確認の上、印刷し、声に出して一語ずつ読んで確認する。
(13)お礼状でしても良いことと良くないことを理解する。
・更なる寄付を求めてはならないが、返信用封筒を添付するのは可。
・マンスリー寄付や他の寄付プログラムへのアップグレードを依頼しない。
・ボランティア、プログラムへのツアー参加、訪問、フィードバックの依頼、イベントへの参加など、お金以外の要望は盛り込む。
こうしてみると、英語と日本語の違いはあれど、随分日本語でのお礼状作成に活用できるものがありますね。寄付を頂いたら適切な方法でお礼をするのは万国共通ということですね。