リオ選手村のフードロスに45人のシェフ立ち上がる

 

世界各国のシェフ45人がオリンピック選手村のフードロスを解決するために立ち上がった。選手村で廃棄される食品から栄養のある料理を作り、貧しい人やホームレスに配る。プロジェクト名「Reffetto-Rio」は、イタリア語で食堂を意味するrefettorioと開催地リオを掛けて名付けられた。45人はボランティアでプロジェクトに参加し、若者や貧困層の人々に向けて料理教室や栄養学の講座も開催する予定だ。(オルタナ編集部=小松遥香)

国連食糧農業機関の会見。マッシモ・ボットゥーラ氏(左) (C)FAO/Alessia Pierdomenico
国連食糧農業機関の会見。マッシモ・ボットゥーラ氏(左) (C)FAO/Alessia Pierdomenico

2016年世界のベストレストラン50で1位に選ばれた「オステリア・フランチェスカーナ」(イタリア・モデナ)のシェフ マッシモ・ボットゥーラ氏は7月8日、オリンピック選手村で廃棄される食品を使った料理を貧困層に提供すると発表した。

選手村で1日に提供される食事は最大で6万食と言われ、食材の量に換算すると約210トンに及ぶ。同プロジェクトは期間中に12トンほどが余ると予想している。1日に100食を近隣に暮らす貧困層の人々に配る。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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