自然エネルギーによる発電事業を手がけるユーラスエナジーホールディングス(東京・港区)は9月27日、米国カリフォルニア州で世界最大級となる出力4万5000キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると発表した。来年6月の操業開始を目指し、今月中にも着工する。
同社は東京電力が60%の株を保有し、残り40%を豊田通商が出資している。この発電プロジェクトの総事業費は約2億2000万ドル(約185億円)で、ユ社と地元発電会社が50%ずつ出資し、20年間カリフォルニア州最大手の電力会社PG&E社に電力を販売する。
ユ社は、日本を含む6カ国で現地資本などと組み、風力を中心に出力計約190万キロワットの発電事業を展開。今後5年間でさらに100万キロワット分の発電所を建設する計画だ。(オルタナ編集部=石井孝明)2010年9月28日