実は解決していなかったフロン問題(4)

香川 希理
香川総合法律事務所代表弁護士
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今年1月1日に日本はキガリ改正に批准しましたので、今後は、国内でのHFC(ハイドロフルオロカーボン。通称「代替フロン」)の生産と輸入の合計を段階的に削減する必要があります。HFCの生産と輸入が規制されることによって、冷媒の絶対数量は減っていき、冷媒の価格及びそれに伴う整備費用の価格は高騰していきます。また、冷媒の再生は生産にはあたりませんので、今後は再生冷媒の使用も重要となっていきます。

そこで、キガリ改正の内容とともに、今後益々重要となってくる冷媒管理と漏洩対策について確認しておきましょう。

(1)キガリ改正とは

キガリ改正とは、2016年10月、ルワンダのキガリにおいて改正された、モントリオール議定書に基づく国際的なHFCの生産削減の条約です。日本は2019年1月に批准しました。同改正に基づき、国内でのHFCの生産と輸入の合計を段階的に削減する必要があります。

この生産削減はHFCの量をGWP(地球温暖化係数)で換算した炭酸ガス相当量(トン- CO2 )であるため、メーカーは、現在最も使われているR404AやR410AというGWP値(温室効果)が高いHFCの生産を自ずと減らしていくことになります。

(2)現在使用中の機器に対する課題と対応

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香川 希理
香川総合法律事務所代表弁護士
2006年明治大学法学部卒業、2009年立教大学大学院法務研究科卒業、同年司法試験合格、同年最高裁判所司法研修所入所、2010年弁護士登録(東京弁護士会)、2013年香川総合法律事務所設立、現在同事務所代表弁護士。企業法務(特にコンプライアンス関係、不動産関係)を専門とし、上場企業をはじめ多種多様な企業の顧問をしている。主な著書に「トラブル事例でわかる マンション管理の法律実務」(学陽書房)などがある。

2019年11月13日(水)10:30

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