水銀規制の国際会議が千葉で開催

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水銀を規制する条約を制定する国連環境計画(UNEP)の第2回政府間交渉委員会会合が、1月24日から千葉市で始まった。28日までの予定で、2013年に水銀の国際取引を禁止する条約の制定を目指す。同日の会議では条約の署名式などを行う13年の会議を日本で開催することが決まった。

条約案の骨子は「水銀輸出は認められた用途に限定」「水銀を使う旧式の蛍光灯などの製造、流通の規制」「環境中に排出される水銀の量を減らすこと」が盛り込まれる見通し。しかし金採掘や石炭火力発電など、産業活動では今日でも水銀の環境中への放出を伴う場合があるため、新興国は規制に慎重だ。交渉は難航が見込まれる。

昨年5月に当時の鳩山由紀夫首相が、水銀による公害として知られる水俣病の犠牲者慰霊式で、13年の会議の日本への誘致と、条約に「ミナマタ」の名前を盛り込むことを提案していた。(オルタナ編集部=石井孝明)2011年1月25日

2011年1月26日(水)9:27

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