医療情報、医師・学会がネットで提供

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東京電力福島第1原発の放射能事故は3月23日現在、一進一退の状況が続き、日本人の誰もが放射線への不安を抱いている。国民の大半は日常生活の中で直接関係のない放射能を学ぶ機会がなく、動揺は当然だろう。そうした中、速報性や広報力に注目して、医師や学会がインターネットで正確な医療情報を積極的に提供している。

「消毒薬のイソジンを飲んで」。あるツイッターのつぶやきに数百人が反応した。放射能による甲状腺障害にはヨウ素摂取が症状を和らげることが知られているが、イソジンはそれを微量に含む。東大病院放射線医療チームはツイッターで17日、「絶対に飲まないで」と警告。現状の放射線量では意味がないばかりではなく、消毒液の成分が体に有害という。

これは一例だが、正確な知識さえあれば不安は和らぎ、おかしな行動をせずに済む。事態悪化の場合にも身を守ることにつながる。情報を利用して自己責任で慎重に対応したい。自分の身を守るのは自分自身だ。(オルタナ編集部=石井孝明)2011年3月23日

■信頼できる放射線関連の医療情報
独立行政法人放射線医学総合研究所――「放射線被ばくにかんする基礎知識」を随時更新
社団法人日本放射線医学学会―― 「緊急被ばくの事態への放射線科医としての対応について」
社団法人日本産科婦人科学会――妊婦、授乳中女性への案内(サイト内に複数)
ツイッター・東大病院放射線医療チーム(@team_nakagawa)

2011年3月23日(水)10:48

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