電力不足が予想される夏を控えて節電への関心が高まる中、より消費電力の少ない「直管型LED照明」の需要が高まっている。エレコムは17日、点灯器具の交換が不要な蛍光灯タイプの直管型LEDランプを発売。東芝ライテックも25日、事業所や公共空間などへの需要に対応する直管型LED照明装置68機種を7月から順次発売すると発表した。
エレコムが発売したLEDランプは従来の直管型蛍光灯からそのまま交換することが可能で、蛍光灯の約3.3倍にあたる5万時間の長寿命も大きな特徴。住宅での使用に最適という。一方、東芝ライテックのLED照明装置もリニューアルキットを取り付けることで既存の照明器具を活用できる。同装置の場合、従来の蛍光灯と比べて年間44%の省エネを実現するとしている。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年5月26日