東北電力 太陽光発電の新会社設立、利益の一部を復興支援に

東北ソーラーパワーの概念図

東北電力は7月27日、ユアテックとの共同出資で、大規模太陽光発電事業を専門的に行う新会社「東北ソーラーパワー」を9月に設立することを発表した。

東北電力はこれまで、2020年頃までに太陽光発電1万kWの自社開発を目標に掲げ、八戸、仙台、原町の各太陽光発電所の計画を進めてきた。今後は新会社で、太陽光発電1万kW以上の導入を目指す。

新会社の本社は仙台市内に置き、傘下のプロジェクト会社(発電所)は、立地地域に設立する。同社は、新会社で得られた利益の一部を地域に還元し、立地自治体が行う環境や省エネ施策を支援するなど、東北の復興支援・地域振興に寄与していきたいとしている。

太陽光発電事業を行う地点の選定については、被災程度の大きい岩手県、宮城県、福島県の沿岸部を中心としながら、他の地域も含め検討していく。(オルタナ編集部=吉田広子)

 

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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