国内最軽量びんを採用、「グランドキリン」がグッドデザイン賞

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口部の内側をへこませる成形方法を開発し、軽量化を実現。強度を維持するために、金型の形状と成形条件の最適化を図り、接触部分の肉厚を確保した

国内最軽量びんを採用したビール「グランドキリン」が「2012年度グッドデザイン賞」を受賞した。高級感のあるスタイリッシュなデザインに加え、「環境に配慮した仕様」「口当たりのよい広口設計」が評価された。

キリンビールは、炭酸飲料向け330ミリリットルワンウェイびんとして、重量が140グラムの「国内最軽量びん」を開発。これまで170グラムの「国内最軽量びん」を有していたが、形状の工夫と成形条件の最適化により、重量を約2割軽減し、国内最軽量を更新した。従来びんに比べ、製造時のCO2排出量は1本あたり23グラム削減できる。

グランドキリンは、「一本で満足できる、スペシャリティ・プレミアムビール」をコンセプトに開発された。キリンビール商品のなかでも、最大量の麦芽と「ディップホップ製法」による深い味わいが特徴。2012年6月19日に全国のセブン-イレブンで先行発売したところ、約2カ月強で年間目標を達成した。

キリンビールのパッケージ技術開発センターでは、これまで小容量炭酸飲料用ペットボトルや軽量リターナブル大びんなど、環境に配慮したパッケージを開発してきた。1985年から2011年までに、容器包装の製造にかかるCO2排出量を約230万トン削減した。

グランドキリンの容器開発にあたっては、利便性や環境面を追求して国内最軽量のびんを使用したほか、びんからそのまま飲んでもグラス感覚で香りや味わいを楽しめるように飲み口を広く設計したという。

キリンビールは今後も、「大地の恵みを未来につなぐ」の環境スローガンを掲げ、「良質な原料」、「上質な水」、「やさしいパッケージ」、「地球環境との共生」の4つのこだわりを中心に環境の取り組みを進めていきたいとしている。(オルタナ編集部=吉田広子)

 

2012年10月4日(木)10:00

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