ミサワホーム6月24日、「木材調達ガイドライン」を策定したと発表した。供給先が特定され、伐採権が確認された木材のみを使い、環境に悪影響をなくす木材を使わないことを宣言した。
世界的な森林の減少は発展途上国における違法な伐採が影響している。同社は昨年度に住宅に原木換算で年間約47万平方メートル分の木材を使用したが、その調達を見直すことで生態系の保全を行う。
すべての使用する木材を2010年度までに「出所が特定できる」、11年度までに「給源が明らかで伐採権が確立されている」ものとする。そして14年度までにFSC(森林管理協議会)など国際機関認定の木材の使用比率を70%とする。同社はこのガイドラインに合わせて自社の仕入先の調査も行う。