TPP協定で薬が入手困難に、脅かされるアジアの公衆衛生

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HIV/エイズ患者向けに薬を処方するMSFの薬剤師。途上国の活動で使用されている薬の80パーセント以上がジェネリック薬だ

15日、安倍晋三首相が日本の環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉への参加を表明した。これを受けて、認定NPO法人国境なき医師団(MSF)は、国際協定で取り決められた公衆衛生に関するセーフガード(TRIPS協定 注1)を無効化し、開発途上国での薬の普及流通を妨げる恐れがあるとして、TPP交渉参加国に対し、一部の条項を認めないよう求めている。

(注1)TRIPS協定:世界貿易機関(WTO)設立時の協定の一つ。貿易上での知的財産権の保護を目的にした協定だが、公衆衛生上の利益と商業利益の優位付けにおける柔軟性を持つ。

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2013年3月18日(月)11:29

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