山本太郎氏が出馬表明、野党に思惑の違い目立つ

山本氏は昨年12月の衆院選東京12区で7万票以上を獲得し、政治的なプレゼンスを高めた。原発やTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)などに反対するリベラルな政治姿勢で知られる。

この日の集会には約200人が参加し、森裕子議員(生活の党代表代行)、福島瑞穂議員(社民党党首)、阿部知子議員(日本未来の党代表)、笠井亮議員(日本共産党)、漢人明子小金井市議会議員(緑の党運営委員長)、福田実氏(新社会党)、雨宮処凛氏(作家)らが壇上に上がった。

しかし、山本氏への連携呼びかけに対して、各党代表級の意見は微妙に食い違った。

森議員:「脱原発で共闘していくシンボルとして、東京選挙区から出てほしい」
阿部議員:「統一比例名簿を要求する思いは私も一緒。今もやっている。”みどり”の名称の元に各党が集まりそこで出てほしい」

笠井議員:「東京選挙区では2年前から予定候補者を立て活動してきている。政策的一致が必要。立場の違いを超えて国政の責任を果たしたい」

福島議員:「私は山本さんが大好きで、脱原発・反TPP・護憲・死刑廃止などとても近いところにいるが、どうやって出したら一番いいかと思っている。あと選挙まで40日弱。全国一律名簿は一見魅力的だが、やっぱり無理」

集会の最後で山本氏は、各野党に対して「比例名簿について、もう一度党に持ち帰って揉んで、今月末までに答えを返して欲しい」と依頼した。

各党がどのように山本氏に回答するのか、それを受けて山本氏がどこからどのような形で出馬を決意するのか。脱原発や反TPPの新しい政治の流れを作ることができるか。脱原発や反TPPの流れを大きくするためには、各党が小異を捨てて大同団結していくことが不可欠だ。(オルタナ編集部)

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2013年5月30日(木)19:32

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