「公募したポスターなら、制作した当事者も個人が特定されることなく表現でき、見た人も『自分は一人じゃない』と思える」
性被害は当事者からの告白がなければ、その存在に気付かれにくい。
しかし周囲に言ってしまうことで、関係が壊れたり、命の危険にさらされる場合もある。
だからこそ、当事者であってもことさら言う必要はなく、いるだけで安心で楽しめるイベントを作りたいと岡田さんは言う。
ポスター展の会場では、昼間はお茶やお菓子が用意され、まったりとした雰囲気でポスターを鑑賞でき、夜は映画やテレビアニメに主題歌などを提供するシンガーソングライター・タテタカコさんらを招いた音楽ライブが行われる。
公募作品のほか、セクシュアルマイノリティや男性の被害者向けの海外ポスターも展示される。
ポスター展は二部構成で、13時~17時までは300円。18時~21時の特別企画は要予約で1500円~2500円(当日券若干あり)。詳細・申し込みはRC-NETの公式ブログから。(ライター・遠藤一)
◆RAFT
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