ユニクロ、住民の要望で気仙沼の仮設店舗を通常店に「昇格」へ

ユニクロ気仙沼店の完成イメージ

ファーストリテイリングは9日、衣料品チェーン「ユニクロ」のプレハブ仮設店舗である気仙沼店を、通常店舗に変えて新たに11月末にオープンすると発表した。ユニクロ気仙沼店は「ユニクロ復興応援プロジェクト」の一環として、昨年3月にプレハブ建設の仮設店舗としてオープンしていたが、地域住民から「品揃えを多くしてほしい」、「広いスペースにしてほしい」などの要望があった。(松島香織)

仮設店舗は食料品店、紳士服専門店、ファミリーレストランなどが近く、買い物客の「コミュニケーションの場」になっているという。新店舗の開店決定は、そんな買い物客と店員との会話の中から実現した。

新店舗の場所は現在の気仙沼市赤岩杉ノ沢から気仙沼市新庄となり、広さは仮設店舗の約5倍の528平方メートル、アイテム数も10倍の約400アイテムとなる。同社は今回の通常店舗の出店によって、服を選ぶ喜び、買い物をする楽しさなどを通じて 笑顔を広げ、少しでも地域住民の方の役に立ちたいとしている。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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