西友、フードバンク募金を全国に拡大

【プレスリリース】

西友、セカンドハーベスト・ジャパンへの店頭募金を全国に拡大
全374店舗での実施により、フードバンク活動の支援を一層強化

合同会社西友は、現在、関東の155店舗のみで実施しているセカンドハーベスト・ジャパンに対する店頭募金「フードバンク募金」の実施を、1月16日(木)より、全国374店舗へ拡大いたします。これにより、同団体が行うフードバンク活動への支援をさらに強化してまいります。

西友では、2012年7月に「フードバンク募金」を開始し、2013年末までに150万円を超える募金をお客様よりお預かりし、セカンドハーベスト・ジャパンに寄付しました。これらの募金は、セカンドハーベスト・ジャパンが関東を中心に展開するフードバンク活動の活動費の一部に充てていただいております。同団体の活動が関東以外の地域にも拡大してきていることを受け、この度、同活動への支援を強化することを目的として、西友でも関東店舗のみで実施していた募金を全国全店にて実施することにしたものです。

西友では、2009年よりセカンドハーベスト・ジャパンを通じて、店舗で発生する賞味期限および消費期限到来前の食品の寄付を行っています。現在関東近郊の52店舗において実施している活動を、2016年までに関東全域の150店舗余に拡大することを計画しております。また、西友が社会貢献活動に取り組む団体の事業へ助成を行う「社会貢献活動助成プログラム」においても、同団体に対して2011年度と2013年度の2回にわたり助成を行い、積極的にフードバンク活動を支援しております。

西友では、レジに設置されている希望のレジ募金カードを選び、ご提示いただくことで、お客様ご自身が決めた金額をお買い物の精算に合わせて募金いただくことが可能です。現在、「フードバンク募金」に加えて、「海岸林再生募金」「東北こそだて募金」「病児保育募金(関東店舗のみ)」の4つの団体の活動に対する募金を実施しており、2013年度、お客様からお預かりした募金総額は11,852,688円に達しました。

西友では、今後も、環境・社会貢献活動を始めとするサステナビリティ(持続可能性)活動を広く多面的に展開してまいります。詳細については、西友ホームページ内「サステナビリティ・ページ」をご覧ください。
http://www.seiyu.co.jp/company/sustainability/

セカンドハーベスト・ジャパンについて
セカンドハーベスト・ジャパンは日本で初めてフードバンク活動を始めたNPO法人です。フードバンク活動とは、賞味期限内であるにも関わらず、包装の不具合や賞味期限が迫っている、季節商品である、などの理由から、食品企業や量販店、輸入業者、卸業者、農家などが市場に流通できない食品を、食料を必要としている福祉施設や貧困者に配分する活動です。1967年に米国アリゾナ州で始まり、日本では2000年にセカンドハーベスト・ジャパンが活動を開始しました。日本で排出される食品廃棄物は年間約1,800万トン※に及び、その中から、食べられるのに捨てられてしまう、いわゆる「食品ロス」が発生しています。提供者側にとっては廃棄コストを大幅に削減することができ、食糧問題と環境問題を解決する一助として注目されています。
セカンドハーベスト・ジャパンでは、東日本大震災後の3月13日以降、被災地に食料などの支援物資を運搬しており、2013年11月末までに被災者の方々に送った食品詰合せは約16,000箱です。
※農林水産省2012年のデータより

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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