短編オムニバス映画でフェアトレードをもっと身近に

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映画「フェアトレードボーイ」のワンシーン

NPO法人ハロハロ(東京・中野)は、フィリピンのスラムで1日100円以下の生活を送る人々とともに、ジュースの空きパックをリサイクルした「ジュースバッグ」などアップサイクルな雑貨作りを行っている。さらにフェアトレードの認知度を上げようと、ハロハロは、短編オムニバス映画「フェアトレードボーイ」(監督:川村清人)を制作した。(フリーライター・今一生)

「フェアトレードボーイ」は、コメディタッチの全30分の短編オムニバス映画。

「何か自分たちの生きた証を残そう」と勢いで会社を辞め、「これからは世界に役に立つ人間になろう」とNPOの会合に参加した若い男たち。彼らはフェアトレード商品を広めてほしいと営業を任されるが、フェアトレードが何かも知らない。

ハロハロは、そんなふつうの若者の会話劇を4話で構成した。

ロケ場所には、無農薬無化学肥料で作られた国産の玄米と旬の野菜、雑穀と保存料を使わない調味料で作られた食事を提供している東京・目黒のアサンテサーナカフェ(※すでに閉店。併設のフェアトレードショップ「第3世界ショップ」は営業中)が撮影に協力した。

女性向けのフェアトレードチョコのキャンペーンはこれまでもあったが、プレゼントする男側へアプローチした切り口にはどういう意図があったのか。ハロハロ代表・成瀬悠代表理事に制作の意図を聞いた。

「出演者はみんな今人気のイケメン俳優さんたちばかりです。フェアトレードを楽しく啓発するには、彼らのファンの若い女性たちに訴求力があると考えました。この映像は、すでにDVDの販売も始めており、NPOの活動を支える貴重な収入源が一つ増えました。映像の上映と共にフェアトレードに関するワークショップや雑貨の物販の機会を増やしていきたいです」

フェアトレード初心者にも抵抗がないゆるい内容になっているため、高校や専門学校、大学などの文化祭で上映を企画するのにも適している。なお、同映画の自主上映会は、公式サイトを通じて受け付けている。

◆映画「フェアトレードボーイ」公式サイト
http://ftboy.jimdo.com/

2014年2月20日(木)10:34

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