「東日本大震災を漫画で伝えたい」、人気漫画家12人集う

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本体価格890円

『ホタルノヒカリ』などで知られる漫画家ひうらさとる氏ら12人が、東日本大震災を漫画で伝えるプロジェクト「ストーリー311」を立ち上げた。今年3月11日には第2巻が発売され、発売記念トークショーには60人近くのファンが集まった。(オルタナ編集部=佐藤理来)

『ストーリー311あれから3年』は2012年に刊行された『ストーリー311』の続編となる。長らく続編の刊行が期待されていたものの、取材費などをはじめとする資金に難航していた。

そこで、クラウドファンディングで資金を募り、およそ半月で目標額を達成。期間終了までに約200人300万円以上の資金提供を受けた。

第2巻の執筆者はひうら氏を筆頭に、うめ、新庄まゆ氏、二ノ宮知子氏ら12人。主に作家同士のつながりから集められ、被災者らを自ら取材しそれぞれの視点で311を綴る。

ひうら氏は「取材に赴いて発見したのは、『風化への恐怖』だった」と話す。ひうら氏は、語り継ぐという目的の本書が3年経った今続編を刊行できた意義の大きさも語った。

執筆者の一人である、さちみりほ氏は、「忘れてはいけないという義務感ではなく、面白そう、と手に取ってもらいたい」と漫画で伝えることの良さを述べた。

「ストーリー311」は第1巻の単行本のほかに、ノベライズ版『あの日起きたこと 東日本大震災 ストーリー311』がつばさ文庫から発売されており、いずれも印税・著作権料全額と収益の一部は東日本大震災の復興支援活動へと寄付される。

2014年3月17日(月)17:50

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