日本初、学生が自然エネ事業の「けん引役」に 国際基督教大で

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「大学図書館の屋上を使って、地域に役立つ太陽光発電事業を」。国際基督教大学(東京都三鷹市)の学生グループが、大学内で市民出資型の自然エネルギー発電事業を実現させようと動き始めた。学生が大学に実現を働きかける試みは国内初。(オルタナ編集委員=斉藤円華)

■事業計画、専門家に助言あおぐ

学生グループ「セヴン・トーキョー」のロゴ

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プロジェクト名は大学の所在地にちなんで「大沢電力」。事業計画案では、大学図書館の屋上に出力140キロワットのソーラーパネルを設置し、FIT(固定価格買取制度)を利用して東京電力に売電する。

電力は学内で消費するほか、蓄電して災害など非常時の電源としても使う計画だ。事業費の5千万円の内、1千万円をクラウドファンディングで集める。出資者への具体的な見返りは未定だが、学生グループ「セヴン・トーキョー」代表で大学3年生の根城直人さんは「大学ならではの価値を還元したい」と説明する。売電収入の予想額は20年間で9500万円を見込み、「十分に採算が取れ、ビジネスとして成り立つ」(根城さん)。

グループは2年前の2012年6月、エネルギーシフトをテーマにした菅直人元首相の講演会が学内で開かれたのをきっかけに発足。自然エネルギーの専門家らから助言を得ながら、学内で自然エネルギー発電事業を実現するための計画を練ってきた。

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2014年6月18日(水)13:39

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