[CSR] 「シーバスリーガル」が起業家に1000万円を助成、社会変革促す

2013年度の授賞式の様子
2013年度の授賞式の様子

ペルノ・リカール・ジャパンが展開するスコッチウイスキー「シーバスリーガル」は10月1日、「シーバスブラザーズ・ヤングアントレプレナー基金 2014」の募集を開始する。同基金は2012年、シーバス兄弟の社会貢献の精神を受け継ぎ、有望で若いビジネスパーソンを支援することを目的に設立された。受賞者1人に1000万円の助成金が交付される。(オルタナ副編集長=吉田広子)

募集対象は、革新的なビジネスアイデアを持ち、そのプランを実現することで社会に貢献できる全国の経営者、または起業を目指すビジネスパーソンや学生だ。2014年12月1日時点で20歳から49歳であることも条件としている。

同社は、総額1000万円の助成金を交付することで起業や既存ビジネスの発展をサポートする。

昨年は、ソーシャルデザインイノベーション(社会に良い変化をもたらすためのデザイン)を生み出すことを理念に掲げ、アート・コミュニケーション・プロダクト・建築など、幅広い分野で活躍するNOSIGNERの太刀川英輔代表が選ばれた。東北の事業者と防災キットの共同開発なども手掛けている。

応募の締め切りは12月1日まで。申込方法は、ウェブサイトから応募申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、必要添付書類とともにCBYEF審査委員会まで郵送で送付する。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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