31万トンのCO2を削減―日立

日立製作所は6月29日に「日立グループ環境報告書2010」を公開した。その中で同社は、2009年度における事業活動に伴うCO2の排出量を前の年度に比べて全世界で31万トン分削減したことを明らかにした。

内訳は国内で29万トン、海外で2.2万トンで、2009年度の同社のCO2排出量は400万トンとなっている。国内における52億円の省エネ投資や、海外での省エネ診断の積極的な実施が削減に寄与した。製品輸送分野でも梱包の簡素化やモーダルシフトの導入などで2.7万トン分を削減している。

また、環境に配慮した「環境適合製品」も前年度から1400以上増えて8387製品となった。さらに技術革新や環境ソリューションの提供等、地球温暖化防止に寄与する製品やサービスの提供により、同年度で1136万トンのCO2排出抑制に貢献したとしている。

日立製作所 プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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