秘密保護法施行の日、官邸前で抗議「言論萎縮が心配」

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特定秘密保護法が施行された10日、同法に反対する学生や市民が首相官邸前に集まり、午後6時から抗議活動を行っている。参加者は「特定秘密保護法反対」「国民なめるな」などと声を上げ抗議。9日に続き実施され、夜遅くまで続く見通しだ。(オルタナ編集委員=斉藤円華)

■SASPL「行政の暴走招き、憲法脅かす」

官邸前で秘密保護法施行に抗議するSASPLの学生=10日夜

官邸前で秘密保護法施行に抗議するSASPLの学生=10日夜

抗議を呼びかけたのはSASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)。同会は特定秘密保護法の問題点を「独立性の高いチェック機関を持たないまま、行政が秘密の範囲を指定できる」などと指摘。「行政の暴走」を招き、憲法が保障する国民の自由や民主主義、立憲主義が損なわれると批判している。

都内に住む19才の男子大学生は「政府が秘密を恣意的に指定できる。未成年の自分はデモに参加するしか訴える方法がない」と話した。

「社会の関心が経済ばかりに向いている。秘密保護法が選挙で争点化しないのが心配。大学の中も社会情勢に関心がない」と学生は危惧する。

パート従業員の女性(30代)は、同法が成立した昨年末も抗議に参加。アベノミクスについて女性は「景気の回復は感じられない。この1年、消費税増税で生活が厳しくなった。失敗は明らか」と手厳しい。

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2014年12月10日(水)21:12

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