沖縄・高江では、住民が米軍の垂直離着陸機着陸帯(ヘリパッド、オスプレイパッドとも)の建設に対する抗議を続けている。東京で高江を知るイベントとして毎年開かれている「ゆんたく高江」が7日(日)に東京・新大久保で実施される。(オルタナ編集委員=斉藤円華)
東村高江は沖縄本島北部にある人口160人の集落。周囲を「やんばるの森」と呼ばれる亜熱帯の森に囲まれ、ヤンバルクイナなどの希少生物が住む。米軍は集落を囲む形で着陸帯の建設を2007年7月から始め、住民が抗議の座り込みなどを続ける。
ゆんたく高江は今年で8回目。「ヘリパッドいらない住民の会」会員が現地の状況を伝えるほか、バンド「たま」の元メンバー、知久寿焼(ちくとしあき)さん他のライブ、各種ワークショップが企画されている。会場は新大久保R’sアートコートで12時開場、入場無料。