タイ拠点で「廃棄ゼロ」達成―FX

富士ゼロックスは7月6日、同社のアジア・太平洋地域の統合リサイクルシステムの拠点である「富士ゼロックス・エコマニュファクチャリング」(本社・タイ国チョンブリ県)で「廃棄ゼロ」を達成した。これにより同地域でのリサイクル体制が確立し、環境負荷を与えない企業となった。同社は今後も同地域での廃棄物処理を促進する方針。

同拠点では使用済み商品・消耗品などの再資源化率が09年度に99.8%となった。同社グループは99.5%以上になることを「廃棄ゼロ」としている。同拠点は2004年12月に稼働を開始し、アジア・太平洋地域の計9カ国・地域から自社回収した複写機とプリンターなどの使用済製品やカートリッジを、分解・分別して再資源化している。

なお同社では2000年8月に日本で回収した使用済商品の「廃棄ゼロ」を実現した。

富士ゼロックス プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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