コンテストで若者のソーシャルビジネス創出を支援

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国際会議「Young Challengers Meeting」で表彰されるチームが決まる

YYContest2017で優勝した2チーム

ソーシャルビジネスの研究・調査を行う九州大学ソーシャルビジネス研究センター(SBRC)は10月21日、「Yunus and Youth Social Business Design Contest 2017(YY CONTEST)」を笹川平和財団(東京・港区)で開催した。予選を突破した学生部門の2チーム、社会人部門の4チームが競い、学生部門は「team ACT」、社会人部門は「ソンリッサ」が優勝した。優勝したチームは、11月にパリで開催される世界最大のソーシャルビジネスの国際会議「Global Social Business Summit」で表彰され、「Young Challengers Meeting」で世界中の若者を前にプレゼンを行う。(CSR48・キューアンドエー 経営管理本部=来栖 香)

YY CONTEST

YY CONTESTは、グラミン銀行創設者でノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士が提唱するソーシャルビジネスの具現化を目指してSBRCが、2012年から開催しているものだ。またビジネスプランの立案を通して、アントレプレナーシップを持った若者を増やすことも目的のひとつだ。

本コンテストは、前半はムハマド・ユヌス博士からのビデオメッセージやゲストによる基調講演。後半はチームによるプラン発表で構成されている。

岡田昌治氏

学生部門優勝の「team ACT」は「運動」「脳トレ」「食事」の3つのプログラムが搭載されている認知症予防アプリ「すもあ」を提案。50~60代の多くが認知症の予防をしたいと思いながらも、やり方がわからないためできていないという調査結果から、日常の中でユーザーに合わせて予防活動を提案してくれ、楽しみながら使える点が特徴だ。

社会人部門優勝の「ソンリッサ」は、ビデオ通話を活用し高齢者の見守りを行うサービス「EMOTOMO」を提案。現在、日本の一人暮らしの高齢者のうち4割は2~3日に1回以下しか会話をしていないことや、一人暮らしの親と離れて暮らす子どもの中には、 親とコミュニケーションを取る時間がないことに不安を感じている人が増えている。

こうした現状から、孤独を抱える高齢者と、社会に貢献したいと思っている活動的なシニアをマッチングし、 ビデオ通話で週に2回会話をすることができるサービスを提供。そこで得た情報などは子どもにも共有される。グラミンユーグレナCO-CEOの佐竹氏は、「今回は審査員の中でも意見が大きく分かれたが、最終的には実現性という点から決定した。ここで優勝したかどうかは大きな問題ではなく、今後実現できるかどうかである。」と述べた。

「無私の精神」を軸としたソーシャルビジネスこそ「COOL」

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CSR48
企業のCSR担当者を中心に「CSRに関心のある女子たち」が集まったグループ。「CSRをもっと身近に」をミッションとして、月1回の勉強会やイベントを実施している。このほか、女性のエンパワーメントによって、利害や立場を超えて、より良い社会に向けたアクションをおこしていくことを目指す。メンバーの所属は、ゼネコン、広告会社、ゲーム会社、メーカー、NPO法人など様々

2017年11月8日(水)17:42

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