[Sustainablebrands.comから転載]
人を大切にする経営学会は27日、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」を発表した。8回目となる今年は15社が受賞。経済産業大臣賞には、岡山県倉敷市の合成樹脂繊維メーカーの萩原工業が選ばれた。社員の雇用と生活を第一に考え、リストラをしない経営姿勢や月間の所定外労働時間が平均7時間というポイントが受賞の要因となった。(辻陽一郎)
同学会は「人を幸せにする経営」をしている会社を1社でも増やしたいという思いを込め、毎年大賞を実施している。同賞の特長は厳しい応募資格だ。過去5年以上、障がい者雇用が法定雇用率であることや、リストラをしていないことなど5つの条件をクリアする必要がある。