パナ電工、省エネ診断を安く提供

パナソニック電工は、10月1日からオフィスビルを対象にエネルギー使用量の計測と省エネ診断を行う新サービスを始める。1拠点につき月定額3万円という低価格で提供し、6~24カ月と利用期間を選択できるのが特徴。

省エネ法の改正強化で、大規模ビルなどのエネルギー抑制需要の高まりに対応した。ビルテナントが独自に省エネの計測を実施する場合は数十万円の費用がかかるが、同社は建物向けに開発した「エネルギー見える化サービス」を利用してコストを抑える。データを集計して簡易診断リポートを作成し、省エネの運用改善を助言する。多店舗チェーンなどに提案する。

同社はサービス提供と同時に、省エネ照明器具や空調設備の更新を提案し、製品・サービスの拡販につなげる考えだ。(オルタナ編集部=石井孝明)2010年9月30日

パナソニック電工 プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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