日本初のフードバンク団体、17日にシンポ開催

子どもの貧困や経済格差、食品ロスへの関心の高まりから、昨今注目を集めている日本初のフードバンク団体、セカンドハーベスト・ジャパン(本部:東京・台東)は10月17日、第11回フードバンクシンポジウムを開催する。今回のテーマは、持続可能な開発目標(SDGs)の目標17である「パートナーシップ」。当日は、生活困窮者への支援や食品ロス削減といった社会問題にどう取り組むべきか、提言や実例を交えて紹介する。(寺町幸枝)

Session 1では総論として、主催団体であるセカンドハーベスト・ジャパンのマクジルトン・チャールズCEOの挨拶に続き、農林水産省食料産業局バイオマス循環資源課食品産業環境対策室 食品リサイクル班の佐藤裕史氏と、株式会社クレアンサステナビリティ・コミュニケーショングループの高杉葉子氏が講演する

Session 2は「フードバンク活動」と題し、企業からの報告が行われる。株式会社セブン&アイホールディングス総務部渉外(廃棄物・資源リサイクル業務)の藤乘照幸氏と、日本水産株式会社CSR部CSR課の遠藤純子課長が講演する。

Session 3は「フードパントリー活動」として、NPOなどの報告が行われる。NPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワークの栗林知絵子代表理事と、せんげん台こども食堂の草場澄江代表が講演する。

Session 4は「ファンドレイジング」として、J.P.モルガン社と、大和証券グループ本社から報告が行われる。

日時は2018年10月17日(水)の13時から17時半まで。会場は「ブルームバーグL.P.」(東京都千代田区丸ノ内2-4-1丸ビル21階)。

参加費は無料だが、参加者はISBNコード の付いた不要になった書籍(古本)一冊、またはCD・DVD・ゲームなら一点の持参が必要。また受付で保険証、運転免許証、名刺2枚などの身分証明書の提示が必要となる。

参加申し込みはこちらから

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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