世界最大のタイヤメーカーであるブリヂストンは2018年2月、持続可能な調達方針を発表、ミシュランと同様、森林破壊ゼロ、高保護価値、高炭素蓄積地の保全、完全なトレーサビリティを目指す。2018年10月、横浜ゴムやコンチネンタルも、「持続可能な天然ゴムの調達方針」を策定した。
世界の森林資源は約40億ヘクタールあるが、そのうち毎年650万ヘクタール(東京都の33倍の面積)ずつ減っている。ゴム、大豆、パーム油などではプランテーション生産のために熱帯雨林を伐採する「非持続可能な土地利用」が横行している。